夢の高速鉄道となるかリニアモーターカー


65年かけた夢

超電導リニアは、高速鉄道として1962年から開発されていきます。走行実験を繰り返していき、無人走行では世界最高速である517km/hを1979年に記録していくのです。有人でも1987年に400km/hを超えます。高速鉄道としてみても、夢の世界に突入したといえるでしょう。2003年には、有人走行で581km/hという高い次元にまで至るのです。

さまざまなかたちの車両が開発され、現在のL0系は山梨実験線で603km/hまで記録することになりました。7両編成での記録となり、世界最速をマークすることになったのです。実用化として路線の工事が進んでおり、2027年には中央新幹線として品川から名古屋までの営業運転が開始される予定になっています。

実際には、さまざまな問題がありました。何より問題になったのは、資金集めだったといってもいいでしょう。技術開発には驚くほどの資金が必要で、なかなか進歩しなかった時期もあります。路線工事に関しても、これまでの技術では多数の問題があり、新しい工法の開発も必要だったのです。それでも、夢の高速鉄道は、もう少しで利用できるところまできているのは間違いありません。構想から65年を掛けてきたのですから、いかに難しい問題を抱えてきたのかもわかることでしょう。